引っ越しは、一人暮らしのスタートに欠かせないイベント。
でも、「思っていたよりお金がかかった…」という声もよく聞きます。
実は、工夫次第で引っ越し費用は数千円〜数万円の差が出ることも。
この記事では、一人暮らしの引っ越しで使える費用を節約するための具体的な方法を7つに厳選して紹介します。
引っ越し費用の内訳と相場を把握しよう
一人暮らしの引っ越しでかかる主な費用は以下の通りです:
- 基本料金(運搬距離・荷物量・作業人数)
- オプション料金(梱包・開梱・エアコン脱着など)
- ダンボールや資材費
- 不要な家具・家電の処分費用
一人暮らしでの引っ越しの相場目安:
- 同一市内(近距離):3万〜5万円
- 遠距離(県をまたぐ場合):5万〜10万円以上
同じ条件でも、工夫次第で大きく差がつきます!
引っ越し費用を節約する7つの方法
1. 引っ越しの「時期」をずらす
3〜4月の繁忙期は予約が集中し、料金も高騰します。
可能であれば6〜11月のオフシーズンに引っ越しをずらすと割安です。
また、以下のような「時間帯」や「日取り」も狙い目です:
- 平日(特に火・水・木)
- 午後〜夕方の時間指定なし
- 仏滅の日(敬遠されがちで安い)
2. 複数業者から相見積もりをとる
1社だけで即決すると損をする可能性も。
最低でも3社以上から見積もりをとって比較しましょう。
【ポイント】
- 一括見積もりサイトを活用すれば手間が省ける
- 最安値だけでなく、サービス内容も要比較(保険・対応の丁寧さなど)
- 即決すれば安くなると言われても即決せず、複数の見積もりから相場を確認するように
(大手の会社でも高い金額を提示してくることがある)
3. 荷物を減らしてコンパクトにする
トラックのサイズと作業量で料金が決まるため、荷物が少ないほど安くなります。
普段から少ない荷物で生活するようにしておくと、結果的に引っ越し料金も節約することが可能です。
- 使っていない家具・家電は処分 or リサイクル
- 書籍や洋服はフリマアプリや中古ショップで売る
- 粗大ごみは自治体に依頼すれば格安(ただし予約は早めに)
- 普段から少ない荷物で生活するようにしておくと、引っ越しの料金も結果的に節約可能
4. 梱包・開梱を自分でやる
荷造り・荷解きまで業者が行ってくれる「おまかせプラン」は、非常に楽な反面コストがかかります。
節約したいなら、自分で荷造り・荷解きするスタンダードプランが◎。
【コツ】
- 不用品は先に処分しておく
- 段ボールは部屋別・使用頻度別に分けておくと後がラク
5. 梱包資材を無料で集める
業者からもらえる段ボールの数には限りがあります。
梱包用段ボールを自分で用意できれば、それだけ節約につながります。
- スーパーやドラッグストアでもらえる段ボールを活用
- 緩衝材代わりにタオル・衣類・新聞紙を利用
- ビニール袋やジッパーバッグも仕分けに便利
6. 小物は自分で運ぶ・宅配便を活用する
荷物を全てを業者に任せる必要はありません。
自分で荷物を運んだり、引っ越し業者以外に頼むという選択肢もあります。
- 近距離なら、日用品・小型家電は自家用車や電車で分散して運ぶ
- 本・服などは宅配便や「ゆうパック」などを使った方が安くなることも
- 時間と労力のバランスを見て活用しましょう
- 自動車や自転車は、(無理な距離でなければ)自分で運転して引っ越し先まで持っていく
7. 学割・WEB限定キャンペーンを活用する
多くの引っ越し業者では、以下のような割引サービスがあります:
- 学割・新生活応援プラン
- WEB予約割引/早期予約割引
- 段ボール無料提供・梱包サービス特典
公式サイト限定の特典がある業者も多いので、見積もり前に要チェック!
節約しすぎて後悔しないための注意点
あまりに安すぎる業者や見積もりには要注意
極端に安い業者は「作業が雑」「保険がない」こともあります。
他社の見積もりと比べてあまりに安い場合には、安心できる業者なのか慎重に判断しましょう。
梱包はケチらずしっかり行う
梱包資材を少なくして節約しても、肝心の家財などを破損してしまったら本末転倒です。
大事なものにはケチらず充分な梱包を行うようにしましょう。
ライフラインの契約手続きは遅らせない
電気・ガスや水道、インターネットなどを意図的に遅らせて利用料金を抑えようとするのは得策ではありません。
開始が遅れても利用料金がそれほど安くなるというわけでもなく、ただただ不便な時間が続くだけです。
ライフラインは、引っ越ししてすぐ使えるように手続きを行いましょう。
まとめ
引っ越し費用は、ちょっとした工夫でぐっと節約できます。
- 混雑時期を避けてタイミングをずらす
- 荷物を減らして作業量を抑える
- 自分でできる作業はできるだけやる
- 学割・WEB割などの割引特典を見逃さない
一人暮らしのスタートにかかる費用を賢く抑えて、
浮いた分を家具・家電や新生活の楽しみに回しましょう!